top of page
絹絨毯の故郷クムの毯織り

PERSIAN CARPET

数寄の絨毯 がお届けするペルシア絨毯情報

Big Title

Blog

アンカー 1
タブリーズの絨毯工房.
コレクションアイテム/ハマダーン絨毯

マニア向き

コレクション・アイテムの

ペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯のコレクション・アイテムとして、希少性があり、個人的に面白いと思えるものをチョイスしてご提案。

K&M書籍/20世紀近代ペルシア絨毯の変遷

アンティーク&オールド絨毯に見る近代ペルシア絨毯100年の歩み

20世紀近代ペルシア絨毯の変遷

21世紀現代のペルシア絨毯を語る上で、欠かせない19世紀末からのぺルシア絨毯の復興劇/100年の歩みを捉えた研究図書です。

■A4版/280頁:ハードカバー

■定価9000円税別

■送料/無料

K&M書籍/ペルシアの絨毯工房

現代ペルシャ絨毯の世界をリードしてきた95の絨毯工房とその代表的作品を収録

ペルシアの絨毯工房

現代ペルシャ絨毯の世界をリードしてきた224人の匠たちとその代表的作品156点を収録。ペルシャ絨毯愛好家、待望の研究図書です。

■A4版/256頁:ソフトカバー
■定価6500円税込
■送料/無料

ペルシャ絨毯の産地地図

​どれだけご存知ですか

ペルシャ絨毯の産地

ペルシャ絨毯の品質評価や取引価格に大きな影響を与えてきた…44ヶ所の主要な絨毯産地をとりあげて解説しています。

金曜モスク礼拝所

洋の東西を問わず、あらゆる染織品の最高傑作とされる

ペルシャ絨毯の意匠と文様

イランの人々の思想、宗教的世界観、希求、願望などが含まれていとされるペルシャ絨毯の代表的な意匠や文様について詳しく解説。

ペルシャ結び

知っておきたい基礎知識です

ペルシャ絨毯の技法と品質

ペルシア絨毯を理解するために必要となる基礎知識です。

草木染め植物原料

何かと話題です

ペルシャ絨毯の染色

近年なにかと話題に上る天然染料について詳しく解説。

ペルシア絨毯の適正価格

とは?

サイト開設にあたって

数寄の絨毯からのメッセージ

ラクダと少年

絨毯製作に関与する

イランの遊牧民と部族民

都市や町、村の絨毯が産地名で取り引きされるように、部族名で市場に現れる絨毯も数多い。絨毯製作に関与する部族民をとりあげてご紹介。

エスファハーンの絨毯工房

宮廷芸術から近代芸術への道

都市工房の絨毯

精緻で美しい曲線を駆使し、絶妙な色彩バランスで、緻密な織りの絨毯がつくられる都市の工房の発展の歴史を概説

カーペットベルト

東西文化交流の道シルクロードとカーペットロード 

シルクロード一帯は、また「カーペット・ベルト」という異名をもつ。カーペット・ベルトについて概説。

トルコの絨毯織り

悠久の歴史の中に生きてきた

シルクロードの民族

シルクロードに興亡した諸民族について、詳しく解説

金曜礼拝

絨毯(じゅうたん)とイスラーム

カーペット・ベルトがシルクロードとオーヴァラップするように、イスラーム世界にも包含されている。イスラームの基礎知識を含め、絨毯とイスラームの関係性について概説。

Shah_Ismail

​ペルシャ絨毯の歴史について

イランはかつてペルシャ(ペルシア)と呼ばれ、イラン産の絨毯はペルシア絨毯の名で、手織り絨毯の最高の品として珍重されてきた。発展の歴史を概観。

知らずに使用していませんか絨毯という言葉の定義

知っておくと便利です

業界用語

ブログ

お読みください

「数寄の絨毯」サイト開設にあたって…ppckm.net からのメッセージ

素材、染色技法・デザイン・織り密度、産地など、商品を選択するための基準が多く、深い専門知識が必要となるペルシア絨毯を始めとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯は、消費者にとって、質と価格の対応がとても困難な商品のひとつです。結果、消費者は質の保証=質の拠りどころ、すなわち商品価値のアリバイ証明を求めます。それがブランドであったり,お店の信頼性であったり、時には価格が、その役割を果たすこともあります。

例えば、同じようなクォリティーとデザインで、しかも商品原価も変わらない2つの絨毯を、ひとつは200万円の60%引きの80万円で表記し、他のひとつは100万円の2割引きで80万円と表記すると…商品知識の乏しい消費者の多くは、200万円の値札が付いた絨毯を選ぶことになります。もちろん、賢い消費者は設定された上代(小売)価格を鵜呑みするわけではありませんが、他に頼る基準がないため、値付けされた上代価格を漠然と質の基準=質の保証のひとつとして考えてしまうからです。絨毯業者の多くの方は、空気の値段と呼ばれる流通経費や販売経費等を大幅カットして、本当に安価に販売されたり、また、損切り覚悟の値引き販売をされているとは思いますが…過度な値引き表記による販売手法が、常態化すると、手織り絨毯本来の役割、ステイタス商品としての意義、イメージや商品の魅力度を著しく低下させてしまいます。

ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯について云えば、我が国に伝来した16世紀の昔から、舶来品であって、異国趣味豊かな贅沢品。すなわち富や権力を表すステイタスな商品として位置づけられます。もちろん、絨毯を用いるような生活習慣がなかった昔と、畳の生活から、椅子の生活へと、変化した、今の時代を比較するべきもありませんが、高額な手織り絨毯は、日常使いのインテリア用品ではなく、やはり贅沢な調度品で、ステイタスな舶来品。その商品のイメージはあくまで高いものでなくてはなりません。

 

90年代、爆発的ブームを巻き起こしたペルシア絨毯を始めとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が、今日、市場に受け入れられにくくなっている大きな要因は、たんに消費不況のみに求められるのではなく、常態化した過度の値引き販売により、価格に対する信を失い、結果、異国趣味豊かな「舶来品」としてのステイタス、その資格を失ってしまったからではないか…とも思えます。

「商品価値のアリバイ」が不確かな商品は、いくら安くても決して売れない。とは、ある書籍の一文に書かれていた言葉ですが、まさに言い得て妙。

ひとりでも多くの方に、ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯の愛用者なっていただくためには…

●まずは、ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が、

その実は、安価な人件費に支えられた工芸品であることを、よく知っていただき

●ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が…

いかに高い付加価値を有した、類稀(たぐいまれ)な美術工芸品であるか…ということを

●再度、ご理解していただき、価格に対する信を取り戻していただくことがなによりも大切…。

●一枚手織るために流された汗の量(労働時間)に、思いを馳せ、

1点1点、出来るだけ適正と思える価格で、丁寧に販売していきたい…

本サイトは、そんな思いから開設させていただいものです。

従って、本サイトでは、価格よりも価値があると思える部族民や知られざるローカル産地のペルシア絨毯を中心に取り上げ、商品価値のアリバイ証明が困難な作品や市場に無用の混乱を招く恐れのある作品、例えば著名工房の絨毯やインターネット取引には適さない超高額なペルシア絨毯については取り上げておりません。

また、本サイトは、他のサイトで見受けられる絨毯情報との比較対照や価格競争を意図したものでなく、絶対的な安さを保証するものではありません。この点をよくご留意の上、作品(商品)選択にあたってのひとつの判断基準として、ご活用していたれば…と思います。

個別作品の価格設定/評価方法について詳しくは​コチラから

数寄の絨毯運営サイト

プロダクトプランニングセンターK&M

代表  真鍋保夫

NEXT

bottom of page