この手織り絨毯のお支払い方法は、次の2つからお選びいただけます。
1.オンライン/クレジットカードによるお支払い
便利で安心できる決済サービスPayPal(ペイパル)、またはStripeによるカード決済となります。PayPal(ペイパル)では、
銀行口座振替も選べます。
なお、お支払い情報と個人情報は暗号化されますので、安全にお支払いができます。
2.オフライン/銀行振込によるお支払い
商品を受け取ってから(納品後)指定期間中に、当社指定の銀行口座にお支払いいただく、安心のサービスです。
商品がお気に召さなければ、指定期間中にご返品いただければ、お支払義務は生じません。
※振込手数料は、ご購入者のご負担となります。
ペルシャ絨毯の通販サイト/ 数寄の絨毯 (すきのじゅうたん)
ペルシャ絨毯の通販サイト【数寄の絨毯】| 分かりにくいペルシャ絨毯の質と価格の関係を丁寧に解説。 適正評価による適正価格での販売を心掛けています。ペルシャ絨毯の商品価値、美的価値をご理解いただいてから、お買い求めいただけるようご提案させていただいています。
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「数寄の絨毯」サイト開設にあたって…ppckm.net からのメッセージ
素材、染色技法・デザイン・織り密度、産地など、商品を選択するための基準が多く、深い専門知識が必要となるペルシア絨毯を始めとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯は、消費者にとって、質と価格の対応がとても困難な商品のひとつです。結果、消費者は質の保証=質の拠りどころ、すなわち商品価値のアリバイ証明を求めます。それがブランドであったり,お店の信頼性であったり、時には価格が、その役割を果たすこともあります。
例えば、同じようなクォリティーとデザインで、しかも商品原価も変わらない2つの絨毯を、ひとつは200万円の60%引きの80万円で表記し、他のひとつは100万円の2割引きで80万円と表記すると…商品知識の乏しい消費者の多くは、200万円の値札が付いた絨毯を選ぶことになります。もちろん、賢い消費者は設定された上代(小売)価格を鵜呑みするわけではありませんが、他に頼る基準がないため、値付けされた上代価格を漠然と質の基準=質の保証のひとつとして考えてしまうからです。絨毯業者の多くの方は、空気の値段と呼ばれる流通経費や販売経費等を大幅カットして、本当に安価に販売されたり、また、損切り覚悟の値引き販売をされているとは思いますが…過度な値引き表記による販売手法が、常態化すると、手織り絨毯本来の役割、ステイタス商品としての意義、イメージや商品の魅力度を著しく低下させてしまいます。
ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯について云えば、我が国に伝来した16世紀の昔から、舶来品であって、異国趣味豊かな贅沢品。すなわち富や権力を表すステイタスな商品として位置づけられます。もちろん、絨毯を用いるような生活習慣がなかった昔と、畳の生活から、椅子の生活へと、変化した、今の時代を比較するべきもありませんが、高額な手織り絨毯は、日常使いのインテリア用品ではなく、やはり贅沢な調度品で、ステイタスな舶来品。その商品のイメージはあくまで高いものでなくてはなりません。
90年代、爆発的ブームを巻き起こしたペルシア絨毯を始めとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が、今日、市場に受け入れられにくくなっている大きな要因は、たんに消費不況のみに求められるのではなく、常態化した過度の値引き販売により、価格に対する信を失い、結果、異国趣味豊かな「舶来品」としてのステイタス、その資格を失ってしまったからではないか…とも思えます。
「商品価値のアリバイ」が不確かな商品は、いくら安くても決して売れない。とは、ある書籍の一文に書かれていた言葉ですが、まさに言い得て妙。
ひとりでも多くの方に、ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯の愛用者なっていただくためには…
●まずは、ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が、
その実は、安価な人件費に支えられた工芸品であることを、よく知っていただき
●ペルシア絨毯をはじめとするオリエント(シルクロード)の手織り絨毯が…
いかに高い付加価値を有した、類稀(たぐいまれ)な美術工芸品であるか…ということを
●再度、ご理解していただき、価格に対する信を取り戻していただくことがなによりも大切…。
●一枚手織るために流された汗の量(労働時間)に、思いを馳せ、
1点1点、出来るだけ適正と思える価格で、丁寧に販売していきたい…
本サイトは、そんな思いから開設させていただいものです。
従って、本サイトでは、価格よりも価値があると思える部族民や知られざるローカル産地のペルシア絨毯を中心に取り上げ、商品価値のアリバイ証明が困難な作品や市場に無用の混乱を招く恐れのある作品、例えば著名工房の絨毯やインターネット取引には適さない超高額なペルシア絨毯については取り上げておりません。
また、本サイトは、他のサイトで見受けられる絨毯情報との比較対照や価格競争を意図したものでなく、絶対的な安さを保証するものではありません。この点をよくご留意の上、作品(商品)選択にあたってのひとつの判断基準として、ご活用していたれば…と思います。
数寄の絨毯運営サイト
プロダクトプランニングセンターK&M
代表 真鍋保夫